評価 ★2
あとがきにて作者が吐露している通り、
「何でもいいから働け」という日本経済新聞出版(編集者)の結論が根底にある。
それを哲学者の中でも反社会的かつ悲観的な中島氏に書かせているのが、
率直に言えばナンセンス。
「成功者の秘訣をいくら読んでもあなたは成功しないであろう」
「成功者はますます成功し、失敗者はますます失敗する」といった
「生きることそのことは理不尽のきわみ」という事実を哲学的に説いた上で、
「働け」と言われて喜んで働く人が何人いるだろうか。
既に他レビューで言われている通り、哲学入門書としては悪くないだろう。
もしくは、
働いたことがない就職活動生にある程度の覚悟(あるいは諦め)をもたらす本としても良いと思う。
しかし、働くことが「イヤになった人」にとっては、
「働け」という結論を哲学で装飾した本としか感じられなかった。
あとがきにて作者が吐露している通り、
「何でもいいから働け」という日本経済新聞出版(編集者)の結論が根底にある。
それを哲学者の中でも反社会的かつ悲観的な中島氏に書かせているのが、
率直に言えばナンセンス。
「成功者の秘訣をいくら読んでもあなたは成功しないであろう」
「成功者はますます成功し、失敗者はますます失敗する」といった
「生きることそのことは理不尽のきわみ」という事実を哲学的に説いた上で、
「働け」と言われて喜んで働く人が何人いるだろうか。
既に他レビューで言われている通り、哲学入門書としては悪くないだろう。
もしくは、
働いたことがない就職活動生にある程度の覚悟(あるいは諦め)をもたらす本としても良いと思う。
しかし、働くことが「イヤになった人」にとっては、
「働け」という結論を哲学で装飾した本としか感じられなかった。
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