評価 ★4
配信終了まであと4日
戦争アクションというよりは、サスペンスを含んだ戦争映画。
足並みの揃わぬ政府軍、
傭兵とロシアメディア混じりの分離派、
それらに踊らされる危険地域の住民たちが描かれている。
ウクライナ語で製作されていることからわかる通り、
ウクライナ(政府)側の映画。
ただ、絶対の正義なんてものはないけど、
侵攻する側に正義があることはそうそうないだろう。
前半は暗い、きつい、(登場人物が多くて覚えるのが)苦しい
のロシア映画の影響が強めのサスペンス。
後半以降は、ピストル2丁無双の、あまり迫力のないアクション。
ラストは、ビターな戦争の側面で締めくくられる。
単純そうな解説文には似つかわしくなく、非常にリアルで見ごたえのある良作。
その一方で、(欧米向けに?)やや付け足した感のある主人公の無双アクションシーンが残念。
ある意味、この映画自体が今のウクライナを表しているように感じた。
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