シナリオ・ストーリー 4
絵柄(キャラグラ素材)はアニメチックながら、中々生々しい戦争描写が多い。
勇者が徐々に不要になる一方で、軍師が良くも悪くも戦局の中心な感じ。
三国志(演義)からの引用が多く、話の土台がしっかりしている。
すごく雑に言うと、「関羽・張飛がいない代わりに孔明大活躍な三国志演義in中世ファンタジー」。
その一方で、モブはバタバタ死ぬのに、独断専行した軍師や挑発にかかった将軍に対しての処罰が
前者は謹慎1か月で後者はお咎めなしだったりする。(後者は選択式で止められるからかも)
面白い場面ではないけど、形式上の降格とか功績と相殺とか引用元ばりにやって欲しかった。
グラフィック 3
カットインなど作りこみはすごく丁寧なのだが、操作性が残念ながら犠牲になっている。
可能であれば、オプションなどで選択できると有難かった。
サウンド 4
しっかりと場面にあった選曲がされている。
システム 4
RPGツクールで作られた戦術+戦略シミュレーション。
内政要素もシンプルではあるが作られており、訪れることで発展やイベントを楽しめる。
オリジナリティ 4
全体の世界観は全く違うものの、三国志(演義)からの引用が多いため少し既視感を感じることも多かった。
まぁこれは人によって変わるとは思いますが。
総評(おもしろさ) 4
色々と良く作られている一方で、「基本的に軍師の言う通り(にしないと大変)」で選択の意味あるのかなぁなど
贅沢な不満点も。
まぁ献策や戦況変化を、何パターンも用意するとか大変すぎるよなとは思います。
その他小さな不満点
・最終兵科やキャラ加入など巡察のメリットがかなりあるのだが、ランダムなので何度もやる必要があり疲れる。
条件も内政だけでなくストーリーの進行状況も絡む為、何度もやってからそれに気づくと徒労感が・・・
・完全大陸統一ではなく、超大国になってのエンディングなので少し物足りなさを感じました。
まぁいわゆる「勝ち確定」の状況だし、製作時間などを聞くとフリーゲームとしては良い落としどころなのかも。
※一応バグ?報告
「備前伝」を鍛冶屋に渡せない(未実装?)
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