破壊ルートのみクリア。
・ゲームはより快適になった
前作同様、攻略情報も同梱されている。
さらに、前作よりも敵の物量がほど良く調整され、リーダーさえ倒せば良いステージも増加。
武器の使用回数も無制限であり、
それに伴い少なくなったアイテム所持数にさえ気を付ければ快適にプレイできるだろう。
・ルート分岐とシステム
(仲間キャラのみ変わる)ルート分岐は某タクティクスオウガのように、
選択肢や敗残兵への追撃でルートが変わるのではなく、
ステージを作戦目標通りに達成した数で決まる。
ターン毎に一方的に攻撃できる(される)システムなので、
秩序ルートで進めるなら作戦目標以外の敵兵には攻撃されても手を出さないことを求められる。
序盤の「解放予定地域で徴発された少年兵には手を出すな!」までは辛うじて理解できるものの、
それ以降の目標地点到達に邪魔になる敵兵を、(殴られながら)釣りださなければならないのは正直理解できなかった。
・右翼への批判とプロテスタントの影響が強いストーリー
所謂「ネット右翼」への批判が強い。
「風見鶏」としては擁護する気もないのだが、
移民による治安・雇用の悪化などには言及しないのは一方的に感じた。
どんな政策だって一長一短はあるのだから、両方明示したうえで批判すべきだと思う。
また敵キャラも「独善的で差別主義な小物」が多く、同情も敵対心もあまり湧かなかった。
唯一好意的に描かれるのは、被差別民族から成り上がったヒロインの親父さんぐらいか。
また、5つの民族問題がストーリーに絡むのだが、同じ民族でも外見的民族特徴はなく髪色も違う。
なので、紹介文にあるユニットを除いては、誰がどの民族なのか覚えられなかった。(鳥頭)
素材上難しかったのだとは思うが、
髪色を統一するか民族数を減らした方が良かったのではと思いました。
(被差別階級にも差をつける「呆れるほどに有効な戦術」を表現したかったのだとは思いますが)